ラグビーから学ぶ経営第8弾・・・優秀な人材の登用

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現在、イングランドで開催されているラグビーワールドカップは、週末に準々決勝が行われ、ベスト4が出揃いました。

日本代表は、3勝1敗と好成績を残しながら、惜しくも準々決勝進出を逃し、大変残念でした。

日本代表の好成績の裏に、高い能力を持った専門スタッフ(スクラムコーチ、メンタルコーチ、ディフェンスコーチなど)の存在があります。

また、低いタックルの練習に、総合格闘家の方を、スポットコーチとして招聘しました。

それぞれのコーチが、専門性を発揮し、チームの能力が飛躍的にアップしたのでしょう。

特筆すべきは、ヘッドコーチであるエディ・ジョーンズ氏が、

  • ある分野に関して、自分より能力の高いコーチを招聘
  • 戦略的なことを伝えた後は、それぞれのコーチの指導に関して口を挟まない

といったことです。

 

経営を行う上でも、同じようなことが言えると思います。

とかく、自分の威厳を保てなくなるのを防ぐために、自分より能力のある人を遠ざけたり、

任せたはずが、どうしても気になって口出ししたり、してしまいがちです。

しかし、それでは優秀な人のモチベーションがさがり、組織はいい方向へ向かいません。

 

一芸に秀でた優秀な人材をうまく経営に生かしていきたいですね。