退職給付会計の割引率は、マイナスでもゼロでも可能

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【ASBJ】議事概要別紙(審議事項(4)マイナス金利に関する会計上の論点への対応について)

 

【日経】企業会計基準委、マイナス金利適用を容認 退職給付会計に

3月9日に、企業会計基準委員会が開催され、「マイナス金利に関する会計上の論点への対応について」議論されました。

退職給付会計において、将来必要となる退職金を、割引率を使って、現時点で必要な金額に換算して、引当金を計上します。

この度の日銀のマイナス金利導入により、この割引率をマイナスとするのか、ゼロとするのか、議論が分かれるところです。

企業会計基準委員会では、理論的にはマイナス金利をそのまま使う方がよいが、

すでにゼロで決算準備を進めている企業もあり、マイナス幅も少ないことから、

とちらを採用しても構わない、という見解を示しました。

詳細は、上記リンク先「議事概要別紙(審議事項(4)マイナス金利に関する会計上の論点への対応について)」をご覧下さい。