【国税庁】類似業種比準方式を使う場合の、5、6月の株価が公表

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【国税庁】「平成29年分の類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等について」の一部改正について

国税庁から、「『平成29年分の類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等について』の一部改正について」が、公表されました。

取引相場のない株式を評価する際に、類似業種比準方式を使う場合の、5、6月の株価が公表されました。

ほとんどの業種で、平成28年度平均株価より、平成29年1月~6月の株価の方が高くなっているようです。

また、平成29年1月1日以降の相続・贈与では、課税時期の属する月以前2年間の平均株価も選択肢に加えられています。

こちらもほとんどの業種で、2年平均株価より各月の株価が高くなっているようです。

まだ、後半(7月~12月)があるので、はっきりしたことは分かりませんが、

事業承継等により、株式の贈与を検討しているような場合には、

今年中に贈与した方が、株価が低く計算され、贈与税が少なくなる可能性があります。

歴史の長い会社の株価は、思った以上に高く、贈与税・相続税も高くなり、困ることがあります。

事業承継は、早い時期から、計画的に行いましょう。

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