カテゴリー別アーカイブ: 経営

【産経】球場「ビール売り子」を「アイドル」にしたロッテ球団の成長戦略

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【産経】球場「ビール売り子」を「アイドル」にしたロッテ球団の成長戦略

仕事帰りに、野球場でナイターを見ながらビールを一杯やるが楽しみ、というサラリーマンの方も多いと思います。

特にこれからの季節は、売り子も、大忙しで、スタンド内を歩き回ることでしょう。

ロッテ球団では、その売り子をアイドルとして売り出し、観客動員の増加につなげるという戦略を打ち出したようです。

経営者は、試合運営に携わるすべての人たちが経営資源であることを意識し、

それらの人たちのモチベーションアップを図ることで、売上増加につなげることを考えていると思われます。

以前紹介した(こちら ↓ )、JR東日本の”新幹線お掃除の天使たち”も、似たようなケースですね。

”What” でなく”How”を考えましょう【2014年10月22日付ブログ】

 

皆さんも、社内を見渡して、今一度、埋もれている経営資源の有効活用を考えてみると良いかもしれません。

金融商品取引法等改正等に係る政令・内閣府令案等 5/29施行

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【金融庁】平成26年金融商品取引法等改正(1年以内施行)等に係る政令・内閣府令案等に対するパブリックコメントの結果等について

金融商品取引法等改正等に係る政令・内閣府令案等が5月15日に公布され、29日に施行されます。

この中で注目されるのは、以下の点です。

財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令の一部 改正 ・ 金融商品取引法改正により、

新規上場後3年間は内部統制報告書の監査証明を要しない こととされた。

これに伴い、当該規定を利用できない新規上場企業の資本の額その他の経 営の規模として、

資本金 100 億円以上又は負債総額 1,000 億円以上と定めることとする (第 10 条の2)。

その他改正点は、リンク先をご覧下さい。

【中小企業庁】「2015年版中小企業白書」公表

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【中小企業庁】2015年版中小企業白書・小規模企業白書をまとめました

中小企業庁から、「平成26年度中小企業の動向」及び「平成27年度中小企業施策」(中小企業白書)、

並びに「平成26年度小規模企業の動向」及び「平成27年度小規模企業施策」(小規模企業白書)が公表しました。

以下のような内容で、掲載されています。

第1部 平成26年度(2014年度)の中小企業・小規模事業者の動向

第2部 中小企業・小規模事業者のさらなる飛躍

第3部 「地域」を考える―自らの変化と特性に向き合う―

この中で、第3部に関しては、

平成27年度において講じようとする中小企業施策[PDF]

が、掲載されていて、

中小企業が、今年度に支援を受けることが出来る施策が、多数あります。

中小企業を経営されている皆様は、是非一度ご覧になるとよいと思います。

 

【公取】「消費税の転嫁拒否に関する主な違反事例」パンフレット公表

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【公正取引委員会】「消費税の転嫁拒否に関する主な違反事例」パンフレット

公正取引委員会から、「「消費税の転嫁拒否に関する主な違反事例」パンフレットが、公表されています。

国は、昨年4月1日の消費税率8%引き上げ時から、転嫁拒否について、監視を行ってきました。

今でも、転嫁拒否により、勧告を受ける例があります。

消費税転嫁対策特別措置法(違反事件関係)

 

転嫁拒否は、必ずしも大企業だけではありません。

中小企業の経営者の皆様も、是非パンフレットを一読して、

違反行為を行っていないか、社内を見直されては如何でしょうか。

【法人会】「自主点検チェックシート」及び「自主点検ガイドブック」入門編公表

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【法人会】自主点検チェックシート・ガイドブック入門編

公益財団法人全国法人会総連合が、日本税理士連合会監修の下、

「自主点検チェックシート」及び「自主点検ガイドブック」の入門編を作成し、公表しました。

企業の税務コンプライアンス向上のための取り組みとしてとしてのツールですが、今回の入門編は、

中小企業でも取り組みやすいものを、という声に応じ、企業のガバナンス確保に必要な基本事項として40項目を選定し、

作成されたものです。

「自主点検チェックシート」に関しては、内部統制及び経理能力の水準向上を目的としたものです。

特に、決算・申告時期に限ったことではありませんので、是非すぐにでもチェックしてみては如何でしょうか。

【日経】非上場株、収益還元法で計算した株価の減価認めず 最高裁

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【日経】非上場株、収益還元法で計算した株価の減価認めず 最高裁 

M&A等の際の非上場株式の評価に関する最高裁判決が出ました。

M&A等では、非上場会社の株式の評価を算定するに当たり、相続税評価額ではなく、

「収益還元法」や「DCF法」など、将来の収益やキャッシュ・フローを用いる場合があります。

これまでは、非上場株式は流動性(換金可能性)が乏しいため、算定された株価を減額する実務が認められていました。

今回のケースも、会社側は25%減額しています。

しかし、最高裁判決では、「収益還元法」には、市場での取引価格との比較という要素は含まれていないので、

含まれていない要素を反映させるのは不当、という判断を下しました。

今後の実務において、ご注意下さい。

 

 

「情けは人のためならず」

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【産経】「おじいちゃん」吹く音 甲子園で後輩球児鼓舞

選抜高校野球で、惜しくもベスト8で敗れた静岡高校ですが、

2回戦、準々決勝のアルプススタンドでは、いつもと違う光景がありました。

現役の吹奏楽部の姿はなく、OB・OGが代わりに演奏していました。

現役の吹奏楽部員たちは、彼らの舞台である定期演奏会を控え、残念ながら応援に来られませんでした。

このピンチに、吹奏楽部のOB・OGが全国から駆けつけました。私の同期もいました。

演奏は久しぶり、という声もありましたが、全然違和感なく、素晴らしい演奏でした。

卒業して何年も経ってから、同期が演奏する校歌を歌い、応援するのは感動しますね。

特に2回戦は金曜日でしたので、仕事がある人もいたでしょう。

しかし、アルプスに集まった人たちは、きっと仕事をやりくりして、お客さんや同僚に迷惑かけずに、駆けつけたと思います。

他人のピンチに手を差し伸べられる人は、仕事もできます。

「情けは人のためならず」と言いますが、その気持ちを持ち続けていると好循環になるのでしょう。

もう1つ感動したのは、彼らは一緒になり静岡からバスで駆けつけたことです。

片道7~8時間、夜中出発車中泊は、結構つらかったことでしょう。

新幹線で前日移動し、ホテルでしっかり休養する、という選択肢もあったと思いますが、チームワークを大切にしました。

吹奏楽部のOB・OGの皆さん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

今回はいろいろなことを学びました。

皆さんも、是非仕事の際には、「情けは人のためならず」を頭の片隅において取り組んでみて下さい。

心に余裕が生まれ、うまくいくと思います。

高校野球から学ぶ

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暖かくなり、すっかり春めいてきました。

「春はセンバツから」と言われるように、今甲子園球場では、選抜高校野球が開催されています。

連日熱戦が繰り広げられ、今日はいよいよ決勝。果たして栄冠に輝くのはどの学校でしょうか?

 

さて、東海地区代表の静岡高校は、残念ながら一昨日の準々決勝で敗れ、87年ぶりのベスト4を逃しました。

しかし、50年ぶりのベスト8をつかみました。立派な成績です。

50年ぶり、87年ぶり、ということから分かるように、歴史のある学校で、OB・OGも多く、

選手たちは、OB・OGの思いも背負って頑張ってくれたと思います。

彼らの頑張りに、多くのOB・OGは勇気をもらえたことでしょう。私もその1人です。

 

今年のチームの選手のうち、前チームの主力だった選手は6人いました。

前チームは、静岡県代表として夏の甲子園に出場しましたが、初戦敗退。

悔しい思いを胸に静岡に戻り、猛練習に励みました。

その成果が、今大会No.1のチーム打率を誇る打撃であり、50年ぶりの東海大会優勝、センバツベスト8につながりました。

しかし、全国の壁はまだまだ厚かった。

選手たちは、再び課題を持ち帰って、夏へ向けて精進するでしょう。夏の活躍を期待したいです。

この課題は、全国ベスト8の舞台に立たないと、見えなかったと思います。

やはり、階段は1段ずつ、努力は地道に行わないといけないですね。

 

最後に、栗林監督が、試合後のホテルで、選手へ向けて発したメッセージです。

これは、仕事をする上でも、心に留めておきたい言葉です。

「負けたのは残念だけどくよくよするのは嫌いなんだよね。どんどん、どんどん次に行動していかないと、新しいことは生み出されてこないから。

勝ったから良いとか、負けたからダメとか、そんな単純なもんじゃない、チームを作るっていうのは。

夏に向けての競争は、実力1本勝負だぞ。

今度こそ、夏はまたもう1つ壁を破って、課題をクリアできるように、やっていかなきゃならない。そのつもりで頑張ってくれよ。」

 

【東京商工リサーチ】全国27万社「都道府県別財務データ分析」調査

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【東京商工リサーチ】全国27万社「都道府県別財務データ分析」調査

東京商工リサーチでは、全国27万4,138社(上場企業を除く)を対象に調査を実施し、その結果を公表しました。

以下のような結果が示されています。

  • 赤字企業率 全国9地区すべてで改善(赤字企業率は21.9%)
  • 有利子負債構成率 静岡と広島が上位を占める(中央値33.3%)
  • 自己資本比率 都道府県別トップは奈良59.2%(中央値28.2%)
  • 経常利益率 都道府県別では被災3県が上位に並ぶ(中央値1.9%)

非常に興味深い調査結果です。

なぜこのような結果になったのか、県民性等が関係しているのか、知りたいですね。

【日本商工会議所】「小規模事業者の経営計画作成・実践事例集」を発行

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【日本商工会議所】「小規模事業者の経営計画作成・実践事例集」を発行

日本商工会議所から、「小規模事業者の経営計画作成・実践事例集」が発行されました。

「経営計画」は、経営者の思いを明確にするものです。

思いが明確になることで、会社の目指すべき方向がはっきり分かり、具体的戦術が立ち、従業員のモチベーションも上がります。

事例集には、以下のような例が掲載されています。

  • 方向性がはっきりしました
  • 地場産品へのこだわり全面に
  • 販路開拓進め地域活性化に力
  • 新事業の成功を支える助けに
  • 新たな販路と歴史を創出
  • 通販で販路拡大、売り上げ増
  • 予想外の市場も見えてきた
  • 既存商品のブランド力を強化
  • やりたいことが明確になった
  • 得意技術活かし新規市場開拓
  • 利益率アップの課題が見えた
  • 強みを自覚し、販路拡大へ
  • 店の特徴を分析し戦略を構築
  • 地元の人に知ってもらえた

「経営計画」を作成していない、という経営者の方は、この機会に作成しては如何でしょうか。