”What” でなく”How”を考えましょう

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少し前話題になった、”新幹線お掃除の天使たち”。

 

東京駅など新幹線折り返し運転をする駅でよく見かけるかと思います。

わずか7分間で、新幹線車内をきれいに掃除します。

無駄のない動きが見事です。

 

しかし、この天使たちは、ただ掃除をする人たちではありません。

お客様に、”旅の思い出を残してもらうための「おもてなし」をすること”を社是としています。

 

「テッセイ」と呼ばれる、JR東日本テクノハートTESSEIの現社長・矢部輝夫氏が社長に就任した際、

スタッフの意識改革を促し、生き生きとした素晴らしい集団に生まれ変わりました。

残念ながら、その考えに賛同できず、辞めた方もいるそうです。

 

以前、飛行機事故のドキュメンタリーを見た時、整備の際の手抜きや誤った部品交換をしたことが原因ということが何件かありました。

整備をする方が、目の前の飛行機の一部品を見て、整備をただの”作業”と思わずに、

飛行機に乗って旅をするお客様を思い浮かべていたら、違っていたのかな、と思うこともあります。

 

この話はどの会社にもあてはまることではないでしょうか。

”What” (商品・サービスが何?)ではなく、”How”(商品・サービスをどのように使う?)を考えると、ビジネスチャンスが広がるかもしれません。