カテゴリー別アーカイブ: 経営

中小企業・小規模事業者への資金繰り支援を強化・・・2月22日から

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【中小企業庁】中小企業・小規模事業者への資金繰り支援を強化します

1月20日に平成27年度補正予算が成立しました。

その中で、中小企業・小規模事業者の資金繰り支援を目的とした融資制度及び保証制度の拡充・創設があり、

1は2月22日から、2は3月1日から運用が開始されます。

1.日本政策金融公庫による資金繰り支援

  • 地方で35歳未満の人を雇用する、本社を地方に移転する、くるみんマーク(子育てサポート企業)の認定を取得している企業は、金利0.1%引下げ
  • 保育・介護サービス事業者は、金利を0.9%引下げ
  • 海外販売強化又は海外生産委託を新たに行う事業者について、金利0.4%引下げ
  • 消費税免税店の許可を取得した事業者が、訪日外国人旅行者の需要獲得のために必要な資金について、金利を0.65%引下げ
  • 小規模事業者から事業を承継する事業者について、金利を0.65%引下げ

2.信用保証協会による資金繰り支援

経営者に事業改善の意欲がある中小企業に対し、複数債権を一本化し、新規事業資金の追加を可能とする

 

詳細は、上記リンク先をご覧下さい。

【中小機構】平成28年4月からの小規模企業共済制度改正について

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【中小機構】平成28年4月からの小規模企業共済制度改正について

経営者の退職金共済制度といえる「小規模企業共済制度」に入っている方・企業も多いと思いますが、

4月から改正点があります。

  • 加入時に申込金が不要
  • 個人事業主が、配偶者や子に、事業承継した場合は、受け取れる共済金額が増加
  • 共済金を分割で受け取る場合、年4回から6回に増加
  • 契約者が亡くなった場合、共済金を受け取れる範囲に、ひ孫、甥、姪が追加
  • 掛金を減額する際に、金融機関等の確認が不要
  • 貸付限度額の引き上げ

などです。

詳細は、リンク先をご覧下さい。

【産経】マイナス金利政策に信金が逆張り じわり金利上げ

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【時事通信】金利マイナス合理性なし=預金・融資で法的見解-日銀有識者委

 

【産経】マイナス金利政策に信金が逆張り じわり金利上げ

日銀のマイナス金利政策が始まって、約1週間経ちました。

預金金利の引下げや、生保において一部貯蓄性の高い商品の販売停止など、影響が出始めています。

預金や貸出金では、契約書で明示しない限り、金利をマイナスにすることは、法的に合理性がないと、

日銀の金融法委員会で見解を示しました。

日銀のマイナス金利政策は、そもそもは、金融機関が資金を日銀に預けるより、企業に貸出して投資に回してもらうことを狙いとしていました。

しかし、預金者が不安に思い、金融機関から引き出してタンス預金にすると、貸出に回す資金が減り、狙い通りにいかなくなる可能性があります。

その中で、預金者の不安を払拭するために、預金金利を上げたり、金利の高い特別な商品を出したりする金融機関もあります。

このような経営判断は、経営者の役割であり、周りの状況、自社の状況を全て把握して、自社にとって最良の判断を下すということが、大変重要ですね。

 

【日経】介護休業取得や復帰、中小に助成 1人30万円

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【日経】介護休業取得や復帰、中小に助成 1人30万円

社員の介護と仕事の両立を支援するため、

社員が介護休業を取ると1人30万円、介護休業から復帰した場合も1人30万円を

中小企業に対し助成する制度が10月以降に始まります。

また、介護による離職を防ぐ制度を取った企業に対し、60万円助成する制度が4月以降に始まります。

最近、優秀な人材を確保するのが大変ですから、介護休暇や介護離職を防ぐ対策を取ることは重要ですね。

【経済産業省】「秘密情報の保護ハンドブック~企業価値向上に向けて~」を策定しました!

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【経済産業省】「秘密情報の保護ハンドブック~企業価値向上に向けて~」を策定しました!

経済産業省から、「秘密情報の保護ハンドブック」が公表されました。

企業が持つ情報の価値は、近年高まっている一方で、漏洩も発生しています。

不正に持ち出された際の損害は計り知れません。

このハンドブックでは、どのようなものが秘密情報に当たるか評価し、企業内外の漏洩防止対策、

漏洩が発生した際の対応、紛争への備えなどが、記載されています。

大企業に限らず、中小企業にとっても、秘密情報の保護は大変重要です。

経営者の方は、是非一読し、自社の秘密情報漏洩防止対策を取りましょう。

【中小企業庁】中小企業輸出支援ハンドブックをまとめました~TPPをチャンスに!~

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【中小企業庁】中小企業輸出支援ハンドブックをまとめました~TPPをチャンスに!~

中小企業庁から、「中小企業輸出支援ハンドブック」が、公表されました。

SNSの利用などにより、市場が世界に広がり、輸出を検討する企業もあるかと思います。

せっかくのチャンスはしっかりものにしたい。

そのような企業のためのハンドブックです。

準備段階で、セミナーへの参加、専門家へ相談したい場合は?

補助金はどんなものがあるのか?

展示会への出店はどうするのか?

などについてまとめられています。

輸出を検討している企業、今後可能性がある企業の経営者の方は、是非ご一読下さい。

「USJ」クールジャパンで覆した真冬の閑散期

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「USJ」クールジャパンで覆した真冬の閑散期

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が好調です。

テーマパークでは、寒い冬は閑散期に当たります。

閑散期に如何に集客できるか、が勝負です。

USJでは、すでに国内外に熱烈なファンを持つ強力なコンテンツ群を集めたイベントを開催することで、集客につなげました。

業績が低迷している原因を、寒いから、景気が悪いから、と外的要因にしがちですが、

好調な企業は、そこをうまく乗り越えています。

しのぐだけでなく、それがもう1つの柱・市場開拓につながるケースもあります。

外的要因のせいにして諦めずに、知恵を絞ってみると、いい結果につながるかもしれません。

【週刊東洋経済】中川政七商店、成功の秘訣!

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週刊東洋経済2016年1月23日号

先週発売の週刊東洋経済2016年1月23日号は、「節税大百科」以外に、

「中川政七商店」の特集が組まれています。

中川政七商店は、創業300年の老舗で、和の生活雑貨の製造・小売を行っています。

 

父から「見通しは明るくないからやめとけ」と言われながら、頭を下げて入社した現社長は、

IT化や人事制度を再構築して立て直しを図り、現在は、東京・青山に店を持つまでに至りました。

また、「日本の工芸を元気にする!」という覚悟から、外部の工芸展へ製造手法や経営ノウハウを伝授しました。

 

記事の中に、成功の秘訣に関する5つのキーワードが書かれています。

その中で、印象的なのは、「浦和レッズ論」です。

「ワールドカップがあるとサッカーブームが起きるが、いつの間にかファンがいなくなる。

対して浦和レッズファンはずっと浦和ファンでい続ける。ひいきの選手をとことん応援する。」

ある地域ブランドの商品を引き合いに出し、

「ブランド戦略とは、お客さんがどれだけ愛してくれるかである。

ある地域ブランドは、ブームになったが、作っている企業名を言える人がどれだけいるか?

人は漠然としたものを愛し続けることはできない。」

 

皆さんの会社は、お客さんに愛されているでしょうか。

足元を見つめ直してみて下さい。

なお、他の4つのキーワードも大変参考になります。

特に経営者の皆様は、是非ご一読下さい。

【朝日】利便性の陰で薄まる危機意識 複合機などデータ丸見え・・・対策出来ていますか?

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【朝日】利便性の陰で薄まる危機意識 複合機などデータ丸見え

【朝日】複合機メーカー7社が注意喚起 「データ丸見え」問題

【IPA】【注意喚起】インターネットに接続する複合機等のオフィス機器の再点検を!

皆さんの会社でも、複合機はお使いかと思いますが、情報漏洩対策は出来ていますか?

インターネット接続可能な複合機で、データが丸見えの状態に「なっているケースが、結構あるようです。

対策としては、ID・パスワードの設定などがあります。

詳細は、上記リンク先をご覧下さい。

情報漏洩により、信用失墜を招く可能性があります。

経営者の皆さんは、是非自社の複合機について、対策が施されているか、早急にご確認下さい。

【日経】生産性向上の経営計画策定で中小に減税措置 経産省

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【日経】生産性向上の経営計画策定で中小に減税措置 経産省

中小企業が生産性の向上を目指す経営計画を策定することを条件に、

新規の設備投資にかかる固定資産税減税補助金を受けられる

という仕組みをつくる、ということを経済産業省が発表しました。

今後は、関連法案を通常国会に提出し、各省庁で指針を作成していくことになります。

生産性設備投資促進税制 が、先日公表された税制改正大綱では、

予定通り2017年3月31日で廃止されることになっていたため、

これに代わる制度になりそうです。

国会での新規状況や、各省庁から公表される指針の内容に注目して下さい。