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所得税等、贈与税の確定申告期限まで、あと4日

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平成26年分所得税及び復興所得税、贈与税の確定申告の期限は、3月16日です。(あと4日です。)

今年は、3月15日が日曜日のため、16日が期限となります。

なお、個人事業者の消費税の申告期限は、3月31日です。

申告が終わっただけで安心せず、納税も忘れないように気をつけましょう。

 

どのような人が該当する(所得税等の確定申告を行う必要がある)かは、以下のサイトをご覧下さい。

【国税庁】申告書の提出が必要な方

また、確定申告を行うことで還付を受けられる方もいます。

  • 多額の医療費が発生
  • 住宅ローンがある
  • 寄付を行った

これらの方は、是非確定申告を行って下さい。

 

贈与税に関しては、住宅取得資金の贈与を受けて、非課税となる場合であっても、申告を行わなければ、非課税とならないので、ご注意下さい。

【ASBJ】「平成27年度税制改正に伴う税効果会計の適用における法定実効税率の検討」公表

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【JICPA】企業会計基準委員会が、「平成27年度税制改正に伴う税効果会計の適用における法定実効税率の検討」(第307回企業会計基準委員会議事概要別紙)を公表

企業会計基準委員会(ASBJ)から、「平成27年度税制改正に伴う税効果会計の適用における法定実効税率の検討」が公表されています。

現在、国会で、平成27年度税制改正法案を審議中です。

この中には、法人税率の引下げなどが含まれているため、成立すると法定実効税率が下がります。

従って、3月決算会社においては、3月末までに成立し公布されると、新税率によって税効果会計の計算を行い、

公布が4月以降にずれ込むと、現行の税率によって計算を行うことになります。

(ただし、新税率による影響額の注記は必要)

また、今回は事業税の改正もあります。超過税率に関しては各自治体が決定するため、

その条例の公布がいつになるかも、注視する必要があります。

なお、今回公表された議事によれば、条例が3月末までに公布されていなくても、

従来の超過税率の状況を考慮して算定することも考えられる、という記載もあります。

今後の国会及び各自治体の議会の審議状況には、ご留意下さい。

最高裁でも、外れ馬券も経費

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【日経】「外れ馬券も経費」認める 最高裁が初判断 

【産経】外れ馬券「経費」の初判断、予想はせず機械的に購入した「特異ケース」 求められる時代に即した課税実務

【産経】外れ馬券「経費」初判断、被告男性「柔軟に対応を」 国税庁「謙虚に受け止め、適正課税に努める」 

注目されていた、外れ馬券が経費として認められるかの最高裁判決が出ました。

最高裁においても、外れ馬券を経費として認めました。

ただし、この判断は、特殊性を考慮し、あくまでも今回のケースに限ったことであり、通常のケースにまで影響を与えないようですので、ご注意下さい。

 

高裁判決、及び事案の概要は、こちらをご覧下さい。

外れ馬券も経費・・・高裁判決【2014年5月12日付ブログ】

政府広報オンライン内に、マイナンバーの特集ページ開設

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【政府広報オンライン】特集-マイナンバー

政府広報オンライン内に、マイナンバーの特集ページが開設されました。

今年10月から番号の通知が始まるにも関わらず、

先日の調査で、マイナンバー制度の内容を知っている人がわずか3割しかいなかったことに、

対応したものと思われます。

トップページでは、3つのメリットと、今後のスケジュールが掲載されています。

また、7つのポイントが解説されています。

  1. 「マイナンバー」とは何のこと?
  2. どうしてマイナンバーが必要なの?
  3. 自分のマイナンバーはどう知るの?
  4. 「個人番号カード」とは何のこと?
  5. マイナンバーが必要なのは、いつ?
  6. インターネットから閲覧できるの?
  7. マイナンバーの取扱いの注意点は?

国民全員に関係することですので、是非このページを見て、理解して下さい。

【日本監査役協会】「改正会社法及び改正法務省令に対する監査役等の実務対応」等を公表

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【日本監査役協会】「改正会社法及び改正法務省令に対する監査役等の実務対応」等を公表

日本監査役協会から、「改正会社法及び改正法務省令に対する監査役等の実務対応」等が公表されました。

具体的には、以下の3種類です。

改正会社法及び改正法務省令に対する監査役等の実務対応」

「会計監査人の選解任等に関する議案の内容の決定権行使に関する監査役の対応指針」

「コーポレートガバナンス・コードに対する当協会の考え方及び今後の方針について」

5月1日施行となる改正会社法は、様々な改正があり、どの企業も影響があります。

従って、特に「改正会社法及び改正法務省令に対する監査役等の実務対応」に関しては、

監査役の方はもちろんですが、取締役や法務、総務担当の方々も、一読されるとよろしいでしょう。

以下の内容が書かれています。

 

第1 社外取締役及び社外監査役に関する規律について

第2 監査等委員会設置会社について

第3 会計監査人の選解任等に関する議案の内容の決定及び会計監査人の報酬の同意に ついて

第4 監査役等の監査の実効性の確保について

第5 企業集団における内部統制システムについて

第6 支配株主の異動を伴う第三者割当てについて

第7 親会社等との利益相反取引の情報開示の充実について

第8 多重代表訴訟について

第9 監査役に関する登記について

別添1 会計監査人の選解任等に関する議案の内容の決定権行使に関する監査役の対応 指針

別添2 株主代表訴訟への対応指針‐監査役実務の視点から‐(抜粋)

コーポレートガバナンス・コード確定・・・東証上場企業は、社外取締役2名以上

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【金融庁】コーポレートガバナンス・コード原案~会社の持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のために~の確定について

【日経】金融庁と東証、企業統治指針を正式決定 社外取締役2人以上に

コーポレートガバナンス・コードが確定しました。

6月1日から適用となります。

東証上場企業は、社外取締役を2名以上選任する必要があり、

選任しない場合には、「コーポレートガバナンス報告書」上で、理由を説明する必要があります。

3月決算の場合、次の2015年6月株主総会において、選任の必要があり、時間的余裕がありません。

こちらも合わせてご覧下さい。

【東証】新ルール公表・・・社外取締役複数選任など(6月1日から適用)【2015年2月26日付ブログ】

【日経】起業手続き1カ所で 赤坂に4月1日設置

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【日経】起業手続き1カ所で 赤坂に4月1日設置

 

3月4日開催の区域会議にて、

4月1日に、「東京開業ワンストップセンター」を港区赤坂のアーク森ビルに開くと決めたようです。

この「東京開業ワンストップセンター」では、

起業にあたり必要な手続きを、ワンストップでできます。

これまでは、

登記関係は、法務局、開業届等は、税務署、社会保険関係は、社会保険事務所、労働保険関係は、労基署やハローワークなど、

複数のところに、様々な申請書類を提出する必要がありました。

是非全国に広げてほしいですね。

 

2019年ラグビーワールドカップ開催地決定・・・経済効果は?

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【日本ラグビー協会】ラグビーワールドカップ2019組織委員会 開催都市決定のお知らせ【組織委員会】

3月2日の夜、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの開催地が決定しました。

北は札幌から南は熊本、大分まで、全国12都市で開催されます。

ラグビーワールドカップは、オリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ世界三大スポーツイベントの1つと言われています。

従って、経済効果にも期待されます。

経済効果は、2007年のフランス大会では1,360億円、2011年のNZ大会では775億円で、

2019年の日本大会では886億円という試算が出ています。

ラグビーワールドカップは、試合と試合の間隔が長いため、観戦に訪れた人たちが、

試合の合間に各地を観光する、という特徴があります。

大会前には、参加国が全国各地でキャンプを開催しますし、東京五輪以上に、東京周辺以外の都市にとっては経済効果が期待できます。

事業を営んでいる皆さんにとって、ビジネスチャンスかもしれません。

是非4年後のラグビーワールドカップに注目しましょう。

ラグビーから学ぶ経営第7弾「努力は裏切らない」

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【産経】ヤマハ発動機、FW鍛え上げ歓喜 「どのチームよりも努力」

ラグビー日本選手権は、ヤマハ発動機が初優勝しました。

ヤマハ発動機は、2010年に業績不振から、強化縮小となり、入替戦で辛うじて2点差でトップリーグ残留を決めました。

その直後に、早稲田やサントリーで活躍された清宮克幸氏が監督に就任し、強化に取り組み、

練習にレスリングやボディービルの専門家を招致し、筋力アップ、体幹を鍛えたそうです。

また、ラグビーのプレーの中でも重要なスクラムの強化に努め、苦節4年ようやく花が開きました。

 

決勝戦は、これまでの集大成のような完璧な試合でした。

振り返れば4年は短かったかもしれませんが、1日1日の積み重ねの4年は長いと思います。

「1、2年で身につくものじゃない。この4年間、選手がどのチームよりも努力したから」

努力すれば必ず結果が出るわけではありませんが、努力しなければ絶対結果は出ません。

 

経営も全く同じです。

新商品の開発、新規顧客の開拓など、結果がすぐに出るかどうかはわかりません。

時間がかかるかもしれません。

諦めずにあらゆる努力を惜しまず、続けましょう。

努力を続けた者にだけ、結果がついてくるのです。

 

ラグビーから学ぶ経営第6弾「高い目標を乗り越えた後が大切!」

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国内のラグビーシーズンは、先週土曜日に、ヤマハ発動機が日本選手権で初優勝して幕を閉じました。

日本選手権は、社会人(トップリーグ)と大学生が参加して行われる大会です。

大学生が社会人相手にどこまで戦えるかに注目が集まります。

近年は、社会人の練習量も学生とあまり差がなくなり、科学的トレーニングなどにより体格差が広がり、

社会人のチームに外国人選手がいるなどの理由で、学生が社会人に勝てる機会がほとんどないばかりか、

大差がつく試合が多くなってきています。

学生が社会人に勝ったのは、2006年の早稲田大学が最後、その前は1988年の早稲田大学まで遡ります。

その中で、今大会は、大学選手権6連覇の帝京大学に期待が集まりました。

そして、1回戦でついにNEC(トップリーグ10位)に31-25で勝ちました。

続けて2回戦の東芝(トップリーグ3位)戦にも注目が集まりましたが、強豪・東芝相手に惜しくも24-38で敗れました。

 

さて、試合後の帝京大学・岩出監督のインタビューです。

「日本選手権でトップリーグに勝つという目標設定では、ひとつ勝ったあと、次も勝とうとするときに準備不足になってしまった。

ここで勝とうとするなら、たとえそれが現実的じゃなくても、

日本選手権で優勝することを目標に設定しないといけないんじゃないかと思いました。」

高い目標に向かって、一丸となって目指し、それを乗り越えた時の達成感は一塩だと思います。

その向こうにさらに高い目標があっても、再び新しい目標に向かって進むという、

気持ちの切り替えはなかなかうまくいかないものです。

でも、時間も相手も待ってくれません。

ビジネスでも同じことが言えると思います。

目標はある程度高くないと意味がありませんが、それを達成した後の次の手を、リーダー(社長)は常に考えておき、

役員・社員のモチベーションを切らさないことが大切だと思います。