カテゴリー別アーカイブ: 経営

経営者に必要な3つの力・・・「読む力」「問う力」「つなぐ力」

投稿者:

立教大学教授山口義行氏の講演を聞く機会がありました。

山口教授は、「スモールサン」という中小企業サポートネットワークも主宰されています。

講演の中で、印象に残ったのは、

中小企業経営者に必要な3つの力は、

  • 読む力
  • 問う力
  • つなぐ力

です。

「読む力」は、景気の状況、時代を読んで、求められるのは何か?を考えることで、

「問う力」は、自分が今やっている仕事の意味、なぜ今世の中に必要とされているかを、常に自分に問いかける、ということで、

「つなぐ力」は、中小企業では自分で全てをやろうとすると失敗するので、幅広い人脈を持ち、連携していくこと

ということです。

皆さんは、如何でしょうか。

今年は、この3つの力をつけて、企業の発展、地域の発展につなげたいですね。

 

「おじいちゃんのノート」に大反響 孫がツイッターで拡散→在庫の山に注文殺到 奇跡を生んだ数々の偶然

投稿者:

「おじいちゃんのノート」に大反響 孫がツイッターで拡散→在庫の山に注文殺到 奇跡を生んだ数々の偶然

東京にある家族4人で経営している小さな印刷所が製作している方眼ノート。

開いた時に真ん中が膨らまず水平に開くことで、コピーの際に真ん中が黒くならないのが普通のノートとの大きな違いです。

この製法は特許を取り、東京都からは「トライアル発注認定制度」に認定されるなど、性能が評価されてきました。

しかし、大量発注の話があったものの、実際には注文に結びつかず、大量の在庫を抱えていたそうです。

そのため、製作者の孫娘に「学校の友達にあげてくれ」と、このノートを渡したところ、

自分の周辺に必要とする人はいないが、喜ぶ人がいるかも、と軽い気持ちでツイッターでつぶやきました。

それが大反響を呼び、続々と追加注文が入り、HPのアクセスも激増したそうです。

このように、全国の中小企業には、高性能でありながら、認知されていない・ターゲットが絞れていないために、

売れていない製品・サービスが多くあると思われます。

現代では、SNSをうまく使って、自社や自社製品・サービスを多くの人に知ってもらうことができます。

これを利用しない手はありませんね。

チャンスはいつどこに転がっているか分かりません。

チャンスが来た時に確実にものにしたいものです。

皆さんの会社は如何でしょうか。

 

【時事通信】中小企業のレジ購入補助=複数税率対応で-経産省

投稿者:

【時事通信】中小企業のレジ購入補助=複数税率対応で-経産省

先日、2016年(平成28年)度の税制改正大綱が公表され、

2017年(平成29年)4月の消費税率10%に引き上げる際に、軽減税率を導入することが盛り込まれました。

小売店にとっては、レジの買い替えなどが必要になります。

経済産業省から、中小企業に対し、補助金を交付する、と発表されました。

資本金5000万円以下または従業員50人以下の小売業者に対し、

レジの購入額の3分の2(価格が3万円未満の場合、4分の3)が補助されます。(上限は1台20万円)

商品の受発注システムの改修についても、費用の3分の2が補助されます。(上限は小売1000万円、卸売150万円)

特に、小売業の方は、今度の動向にご注目下さい。

 

 

【時事通信】信用保証、一律8割を見直し=段階的に引き下げ-中小融資

投稿者:

【時事通信】信用保証、一律8割を見直し=段階的に引き下げ-中小融資

信用保証制度の見直しが行われます。

これまで、原則8割保証していましたが、企業の成長段階に応じて、保証率を変えていきます。

創業期は手厚く、段階的に下げていきます。

なお、ベンチャーや零細企業は、これまで通り10割保証を維持する方針のようです。

12月16日に見直し方針を決定し、来年以降詳細を決めていくことになっています。

今後の動向に注目です。

「小さな会社こそ、高く売りなさい」・・・竹内謙礼氏

投稿者:

先日、経営コンサルタントの竹内謙礼氏の講演を聞く機会がありました。

テーマは、「小さな会社こそ高く売りなさい」です。

以前は、「うちは地元密着で商売していて、大企業とは勝負しない。」という考えでも、十分やっていけました。

大企業よりも品質が良い物を、高く売ることが可能でした。

しかし、今は、大企業が、中小企業のテリトリーまで入りこんできています。

品質も上がっており、「良い物を安く」売るので、中小企業にとっては大変です。

価格競争に巻き込まれたら、生き延びていけません。

そのために、高く売りたいのですが、どうしたら売れるのでしょうか。

その方策を、いろいろ聞くことができました。

なお、内容は、竹内氏が執筆された「小さな会社こそ、高く売りなさい」(日本経済新聞出版社)

がベースとなっているようですので、詳しくお知りになりたい方は、是非ご一読下さい。

【朝日】預金、スーパーのレジで引き出せる 金融庁が規制緩和へ

投稿者:

【朝日】預金、スーパーのレジで引き出せる 金融庁が規制緩和へ

スーパーなどのレジや、宅配業者の携帯端末を使って、預金を引き出せるサービスを、2017年から始まるようです。

「J―デビット」に対応していれば、どの銀行のカードでも使えるようです。

利便性は増しますが、防犯対策も考えないといけないですね。

スーパーなどのレジでは、周りからよく見えるので、暗証番号を盗み見られたり、お金を引き出したことが分かってしまいます。

スーパーの方も、その対策い追加投資が必要になったり、これまでより多めに現金を持っている必要があると思います。

また、今後預金の引き出しに対応しているか否かで、集客に影響が出る可能性もあります。

詳細はこれから分かってくると思いますので、特に小売店の皆さんは注目して下さい。

 

サクラセブンズ、リオ切符獲得・・・練習は嘘をつかない!

投稿者:

11月28、29日に行われた、リオデジャネイロ五輪アジア予選日本大会において、

ラグビー7人制女子日本代表チーム(愛称:サクラセブンズ)が、見事に優勝し、リオデジャネイロ五輪の出場権を獲得しました。

リオデジャネイロ五輪本番での活躍を期待しましょう。

7人制ラグビーは、次回リオデジャネイロ五輪で、初めて正式種目になります。

正式種目に決まったのが2009年。そこから、サクラセブンズの強化が始まりました。

今年、ラグビーワールドカップイングランド大会で大活躍した、男子15人制日本代表顔負けのハードトレーニングを、

年間200日の合宿で行ってきたそうです。

この合宿によって、パワー、スピード、スキルも、飛躍的に伸び、今回の成績につながったのですね。

試合を見ているこちらも、大変面白く、引き込まれていきました。

決勝戦の決勝トライにつながったプレーを例に取ると、大黒田選手が敵に捕まる寸前に出した正確なロングパスが小出選手に通り、

小出選手はスピードで3人を振り切り、トライへ一直線でした。

以前では、なかなか見ることができなかったプレーかもしれません。

「練習は嘘をつかない」

男子15人制日本代表に続き、この言葉が当てはまるかと思います。

これからのサクラセブンズの活躍に期待しながら、リオ五輪を楽しみに、私たちも頑張っていきましょう。

 

【週刊ダイヤモンド】「世界で勝つ組織論 ラグビー日本代表 エディーに学べ」

投稿者:

週刊ダイヤモンド 2015年11月21日号は、マイナンバーの特集とともに、

もう1つ興味深い特集が組まれています。

それは、

「世界で勝つ組織論 ラグビー日本代表 エディーに学べ」

です。

ご存じのとおり、先のラグビーワールドカップイングランド大会において、日本代表は、南アフリカを破るなどして3勝を挙げ、世界を驚かせました。

ヘッドコーチのエディ・ジョーンズ氏の考え方は、単にラグビーだけにとどまらず、ビジネスにおいても活かせることばかりです。

ローソン社長の玉塚氏や、コマツ相談役の坂根氏が、そのことについて特集の中で語っています。

経営者の方は、是非ご一読し、取り入れてみては如何でしょうか。

こちらも合わせてご覧下さい。 ↓

「ラグビー日本代表監督 エディー・ジョーンズの言葉 世界で勝つための思想と戦略」【(2015年9月14日付ブログ】

ラグビーに学ぶ経営第10弾・・・真似して、努力して、師匠を超えて成功を掴む!

投稿者:

【朝日】「五郎丸が教え返してくれた」 ポーズのお手本が感謝

ラグビーワールドカップイングランド大会は、NZオールブラックスの優勝で幕を閉じました。

今大会は何といっても、日本代表の活躍が、世界中に衝撃を与えました。

活躍の一端を担った、FB五郎丸選手については、今や日本中で有名になり、

プレースキックを蹴る際のあのポーズは、日本中の至るところで真似している姿が見られます。

実は、あのポーズのお手本は、元イングランド代表、世界一のキッカーとして名を馳せた、ウィルキンソン選手だったのですね。

ポーズだけでなく、キック全体を学び、自分なりに努力して、自分のスタイルを確立されたと思います。

そして、今大会の成功につながりました。

 

経営・仕事においても同じようなことが言えますね。

いいこと、真似すべきことは、どんどん真似しましょう。

しかし、真似で終わっては、師匠を超えることは出来ません。

努力を重ね、自分なりのスキル(技)を身につけることで、社会でやっていけるようになると思います。

まずは、お手本となる人、会社を探してみましょう。

ラグビーから学ぶ経営第9弾・・・とにかくやってみましょう!

投稿者:

現在開催中のラグビーワールドカップで快挙を成し遂げた日本代表チームが、先日帰国会見を行いました。

その中で、プロップの畠山健介選手の言葉が印象的でした。

以下に、一部抜粋します。

「今回のW杯を通じて、素晴らしいラグビーというスポーツを伝えられたと思うので、ルールが(難しい)とか、

いろいろ言われる方もいますが、ルールは全部覚える必要はないです。

ここにいるみんなも全部のルールを把握しているわけではないので(笑)。

是非会場に来て、ラグビーというものの素晴らしさ、魅力に触れていただきたいです。

ルールは全然分からなくてもいいので、会場に来ていただければと思います。よろしくお願いします。」

 

 

畠山選手の言う通り、試合の進み方、得点方法など、全体像を大づかみで把握していれば、試合は楽しめるものだと思います。

ラグビーは、80分間、選手とボールがグラウンドを動き回っていますから、ある特定の選手を追いかけているだけでも、十分面白いです。

「ルールを全部覚えるまで見ない!」と思っていると、楽しいことを見逃してしまい、もったいないと思います。

 

経営・仕事においても、同じことが言えますね。

とにかくやってみる。

やってみることで、いろいろなことが分かります。

それから、細かい点を修正していけば、成功に結びつけることができるでしょう。

やらない理由を並べるのは簡単ですが、チャンスをみすみす逃すのはもったいないですね。